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★アイス&ミックスは既に超ハードフリーだー!
岩&アイスの達人に馬鹿にされた!・・・・・既に時代は
超ハード&アイス&ミックスの時代に突入していた!!
危険の領域をはるかに超えたターミネータークライミング
が既に存在している!・・・・ロウのアイス=オクトパシー
からもう数年以上の時が流れ・・・・・・・もうマサイは
ついて行けない予感を感じる!・・・・もう年だから危険
も命も体もいたわらなければならない!・・・・・・しかし
どのようなものなのか!見て感じ体感しなければ気持ちが
許さない!・・・・・・とにかく頑張って見よう!・・・・
↓
〔 アバラコフ & V字スレッド 〕 について/ETC
アイスクライミングでの下降の際、灌木やボルト等が無い場合、Vスレッドに
スリングを通して支点にするのが 一般的なようで、名称も「アバラコフ」でほ
とんどのクライマーは通じると思います。
慣れていないうちは、スクリューを2本使うのがよいと思います。
最初に入れたスクリューを抜かずに、そのまま残して置きます。
1個目の穴と同じ高さから、先端より手前を狙って2本目を入れます。
当たる直前に1本目のスクリューを抜くのを忘れずに 20個/年も作
れば立派なアバラコフ職人になれます。
スクリューは氷質によって使い分けています。短い方が短時間で作成
できるので。 層雲峡など硬く安定した氷では17cmのスクリューで
もラペルの支点としては十分な強度がでます。
柔らかい氷や?な氷質の場合は念のため22cmを使うようにしています。
作った後にアグレッシブテストをしてみるのがよいと思います。
また最初に降りる人には、スクリューと繋いで保険を掛けておくのが無難。
しかしもう一つ、スクリューにスリングを巻き付けて、下降後にメインロープを引いてスクリューを回収する方法を ご存知 or 実践されているアイスクライマーって、どのくらい居るんでしょう?
数年前にスイス人クライマーから教わって、残置スリングも要らないし、アバラコフよりセットが早いので、(そのままだとちょっとリスキーだったんで)ちょいとアレンジしてますが、オイラは氷ではこればっかです。
機会がある毎に訊いてるんですが、北海道ではオイラ以外にこれを使うクライマーに会ったことがありませんし、
先日、海外経験豊富なクライマーから、「ヨーロッパではそこそこ居るようだ」との情報があっただけで、
この方法がなんという名称なのかすら分かりません。
仕方なく、仲間内では「クルクルぽん」なんて呼んでますが、先日は岳連の氷研でも教えたし、いつまでも 「クルクルぽん」じゃあまずいかな?ってことで、ご存知の方いらっしゃいましたらご教示よろしくお願いします。
【雪上、氷壁での支点を回収する懸垂下降】
http://www.big.or.jp/~arimochi/climbing.tec.SNOW.jyoukyuu.down.html
ひょっとしてこれのことでしょうか?こんな方法もあるんだ〜と目から鱗が落ちました。
フランス国家山岳ガイドの江本です。
ヨーロッパでは頻繁にこの技術を使っていますが、垂直なアイスルートではやはりアバラコフを使って下降するのが一般的です。(氷から支点を取るしか方法が無い場合ですが)
理由として、アバラコフはスクリューを2本(2回)入れる分時間が掛かる(?)かもしれませんが現実的に強度はスクリュー1本よりははるかに強度も有り、確実に降りられます。確実に降りられる+スクリューが抜けない心配無し。抜け無かったらどうします?? (きちんとセットすれば基本的には抜けますが凍りの質に寄っては抜け無い事も実際に有ります。)
抜け無い場合はスクリューを1本捨ててもロープは回収できなく成ります。早く降りたいのに登り返さないと いけなく成ります。そのためヨーロッパでは簡単な斜面(上り返してもしれてる場合)ではスクリューを使いますがそうでない場合はアバラコフが主流です。それから『くるくるポン』と言う呼び方ですが、フランスでは『回収可能アイススクリュー』と呼んでいます。 この呼び方でフランスのプロ+アマは全員が呼んでいるはずです。
抜け無かったらどうします??(きちんとセットすれば基本的には抜けますが凍りの質に寄っては抜け無い事も実際に有ります。)
オイラは、ハングを含むルートでもやってますが、これまで抜けなかったことはありません。 (特に低温の場合)セットしたスクリューが凍りつく可能性は充分あるので、全ての準備ができて下降する直前に軽く動かして、凍結を防いでいます。デバイスとD型カラビナの組み合わせによっては、下降中にスクリューが回ってしまう事があるので、注意してないとそっちの方が恐いですね。
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